「あーもう、また閉まらない!」
赤ちゃんのミルク、週末にまとめて作った離乳食のストック、パパが買ってきた特売のビール、上の子のヨーグルト…。
気が付けば、うちの冷蔵庫はいつもパンパン。410Lって、夫婦二人なら十分すぎるくらいだと思っていたのに…。まるで満員電車みたいに、ぎゅうぎゅう詰めです。
奥の方に入れたはずの常備菜は、気づいたときには化石のようになっているし、新しい食材を買ってきても入れるスペースがなくて、とりあえずキッチンカウンターに置きっぱなし…。
「この冷蔵庫、結婚する前から使ってるけど、さすがに限界かな…」
「410Lでもう小さいなんて、次はどれくらいの大きさにすればいいの?」
「大きい冷蔵庫って、電気代も高そうだし…」
もしあなたが今、こんな風に頭を悩ませているなら…お仲間です!
こんにちは!5歳と2歳のやんちゃ兄弟を育てる、ワーママの「まい」です。何を隠そう、私も今まさに、この冷蔵庫の買い替えで頭を悩ませている真っ最中なんです。
独身時代から愛用している410Lの冷蔵庫。まだまだ使えるし、愛着もあるのですが、長男が生まれ、次男が生まれ…気が付けば冷蔵庫はいつも食材で溢れ、私のストレスも限界寸前!
この記事では、単なるカタログスペックの比較ではありません。
私自身が今、本気で悩み、調べ尽くしているからこそお伝えできる「リアルな選び方のポイント」を、あなたと共有したいと思っています。いわば、これは私の冷蔵庫選びの「公開検討会」のようなものです。
ちなみに今狙っている冷蔵庫です。奥行きが65センチと薄型設計のため、ドアを開けたときにキッチンの通路を塞がない。今はドアを開けると通れなくなるため、買い替えたら絶対に便利になるやつ!
これは、我が家で大活躍の重い家具を移動できる便利なキャリー♪
【この記事で一緒に考えたいこと】
✓ 家族構成に合った「本当に必要な冷蔵庫の容量」
✓ ママのライフスタイル別、ベストな冷蔵庫のレイアウト
✓ あったら絶対に便利!子育て世帯に嬉しい神機能
✓ デザインで選ぶ?機能で選ぶ?後悔しないためのチェックポイント
【この記事では解決できないこと】
✓ 特定のメーカーの機種を一番安く買う方法
✓ 家電量販店での値引き交渉術
この記事は、特定の製品をおすすめするものではなく、あなたと、そして私自身が、家族にとって「最高の一台」を見つけるための”考え方のヒント”を整理していくものです。
もしあなたが今、私と同じように冷蔵庫の前で途方に暮れているなら、ぜひこのまま読み進めてみてください。一緒に悩みながら、最高の答えを見つけましょう!
目次
- うちの冷蔵庫、本当に「買い替え時」?見極めのサインはコレ!
- 【最重要】容量選びで失敗しないための「魔法の計算式+α」
- “とりあえず野菜室が真ん中”はもう古い?あなたの家のベストな配置はコレ!
- スペック表だけじゃわからない!ママを助ける「地味にスゴイ」神機能3選
- おしゃれ冷蔵庫に憧れるけど…デザインと機能性、後悔しないための分岐点
- 【最終関門】見落としがちな搬入経路の落とし穴
- まとめ:最高の冷蔵庫選びは「10年後の家族」を想像すること
うちの冷蔵庫、本当に「買い替え時」?見極めのサインはコレ!
「まだ冷えるし、使えるのにもったいない…」
そうですよね、わかります。特に私の場合は、結婚前から使っている愛着のある冷蔵庫。大きな不具合がないと、大きな出費になる買い替えは、つい後回しにしがちです。
私も、長男が生まれてしばらくは、その410Lの冷蔵庫に、食材をパズルのように詰め込む日々を送っていました。でも、奥に入れた食材の存在を忘れて腐らせてしまったり、週末のまとめ買いができずに平日の夕方に慌ててスーパーへ駆け込んだり…。「もったいない」と思って使い続けた結果、時間も食材も、余計なストレスも溜め込んでいたんです。
もし、今のあなたが以下の項目に一つでも当てはまるなら、それは冷蔵庫からの「もう限界だよ!」というサインかもしれません。
- 食材をダメにしてしまうことが増えた→奥の物が見えず、気づいたら賞味期限切れに…は容量不足の典型的なサイン。
- 週末のまとめ買いができない→買ったものを収納しきれず、買い物の回数が増えていませんか?
- 冷凍庫が常にパンパン→離乳食ストック、下味冷凍、子どもの好きなアイス…子育て世代は冷凍庫の使用率が急増します。
- 冷蔵庫の音がうるさくなった、冷えが悪くなった→これは寿命が近いサイン。完全に壊れてしまう前に検討を!
- 電気代が最近なんだか高い気がする→実は、10年前の冷蔵庫と最新のものでは、年間の電気代が数千円~1万円以上違うことも!長期的に見れば、買い替えた方がお得になるケースも多いんです。
どうでしょう?私は見事に全部当てはまってしまいました(笑)。
買い替えは、ただ新しくするだけでなく、日々の家事の負担を軽くし、食費の節約にも繋がる「未来への投資」なんだと、自分に言い聞かせているところです。
【最重要】容量選びで失敗しないための「魔法の計算式+α」
さて、買い替えを決心したら、まず最初に考えるのが「容量」ですよね。
よく言われる容量の目安は、この計算式です。
70L × 家族の人数 + 100L(常備品) + 70L(予備)
例えば、夫婦+子ども2人の4人家族なら…
70L × 4人 + 100L + 70L = 450L
「なるほど、うちは4人家族だから450Lくらいでいいのね!あれ、今の410Lとあまり変わらない…?」
…と、ここで思考停止してしまうのは、ちょっと待って!
この計算式はあくまで基本。子育て世代には、ここに「プラスアルファ」で考えるべき、もっと大切なポイントがあるんです。
ママ目線のチェックポイント
- 買い物スタイルは?→週末にまとめ買いする派なら、計算式よりワンサイズ上が絶対におすすめ!
- 冷凍食品や作り置きは多い?→冷凍庫をフル活用するなら、全体の容量だけでなく「冷凍室の容量」が大きいモデルを意識しましょう。
- お子さんの年齢は?→これが一番の落とし穴!10年後、お子さんが大きくなった時の食生活を想像して、少し大きめを選ぶのが鉄則です!
ちなみに我が家は、このチェックポイントに沿って、今まさに夫婦で激論を交わしているところです。
今の410Lでは明らかに小さい。計算式通りの450Lでは、数年後にまた後悔するのが目に見えています。週末にコストコでまとめ買いをしたり、息子たちがこれから中学生、高校生になっていくことを考えると…正直500L台でも不安なくらい。
「10年後を考えたら、絶対600Lは必要だよ!」と主張する私と、「いやいや、大きすぎるし電気代も…」と慎重な夫。
毎日の料理と食材管理をするのは私です!この戦い、絶対に譲るわけにはいきません(笑)。あなたのお家は、何Lくらいが良さそうでしょうか?
“とりあえず野菜室が真ん中”はもう古い?あなたの家のベストな配置はコレ!
容量の次に見るべきは、冷蔵庫の「レイアウト」。
つまり、「野菜室」と「冷凍室」がどこにあるか、です。
- 野菜室が真ん中タイプ
- 冷凍室が真ん中タイプ
今私が使っている410Lの冷蔵庫は、「野菜室が真ん中」タイプ。野菜をよく使うので便利かなと思って選んだのですが、これが子育て世代になってみると、ちょっとした誤算でした。
離乳食の冷凍ストックや、下味冷凍したお肉、子どものアイス…とにかく冷凍庫を開け閉めする回数が圧倒的に増えたんです。そのたびに一番下までかがむのが、地味に腰にくる…。
なので、次に買うなら絶対に「冷凍室が真ん中」タイプ!と、これはもう心に決めています。
冷凍庫の中身も一目で見渡しやすくなるので、ストック管理もきっと楽になるはず。
あなたの普段の料理スタイルや、冷蔵庫の中身を思い浮かべながら、「自分はどっちの部屋を一番よく開け閉めするかな?」と考えてみてください。
スペック表だけじゃわからない!ママを助ける「地味にスゴイ」神機能3選
容量とレイアウトの方向性が決まったら、次は細かい機能です。
カタログを見ながら私が「これは次の冷蔵庫に絶対欲しい!」とチェックリストに入れている、ママの家事を助けてくれる「地味にスゴイ」機能がこちらです。
① とにかく時短!「急速冷凍」や「パーシャル室」
アツアツのまま冷凍できる「急速冷凍」機能!お弁当作りや離乳食ストック作りの時、粗熱を取る時間を待たなくていいなんて…神すぎませんか?この”待たない”時間で、コーヒーの一杯も飲めるはず!
② 意外と汚れる…「製氷機」のお手入れしやすさ
今の冷蔵庫、製氷機のお手入れが面倒で、結局夏場はコンビニで氷を買ってしまっています…。本末転倒ですよね。だから次は「給水タンクから製氷皿まで、すべてのパーツを取り外して丸洗いできる」ことが絶対条件!清潔な氷がいつでも使える安心感って、大事ですよね。
③ 抱っこしながらでも楽々♪「フレンチドア(観音開き)」
片手がふさがりがちなママに、フレンチドアはやっぱり便利そう。子どもを抱っこしながらでも、ちょっと体で押すようにすればドアを開けられるなんて、想像しただけで快適です。
おしゃれ冷蔵庫に憧れるけど…デザインと機能性、後悔しないための分岐点
最近のおしゃれな冷蔵庫、見ているだけでうっとりしますよね。私もマットな質感のグレーの冷蔵庫に憧れています。
でも、デザインだけで飛びつく前に、いくつか自分に問いかけていることがあります。
- その素材、子どもの手垢は目立たない?→ショールームで実際に触ってみて、指紋のつきやすさは絶対にチェックしようと思っています。
- マグネットはくっつく?→学校からのお便りを貼れないのは致命的!ガラスドアなど、デザイン性の高いモデルはマグネットがつかないことが多いので、ここは譲れないポイントです。
毎日気分が上がるデザインか、ストレスなく使える機能性か…。ここは本当に悩ましいですが、家族みんなが使うものだから、しっかり話し合って決めたいと思っています。
【最終関門】見落としがちな搬入経路の落とし穴
さぁ、理想の一台が見つかった!とポチる前に。
最後の最後に、絶対に確認しなければいけないのが「設置場所と搬入経路」です。
私も先日、メジャーを持って家の中を測りまくりました。
- 冷蔵庫の設置スペース(放熱スペースも忘れずに!)
- キッチン入り口の幅
- 玄関ドアの幅
- 廊下の最も狭い場所の幅
- マンションの場合は、エレベーターのドアの幅と内部の広さ
「うーん、600Lクラスだと、廊下の角がギリギリかも…」なんて箇所が見つかったりします。不安な場合は、購入前に家電量販店で相談したり、下見サービスを利用するのが確実ですね。
まとめ:最高の冷蔵庫選びは「10年後の家族」を想像すること
ここまで、私のリアルな悩みに付き合ってくださって、本当にありがとうございました。
この記事を書きながら、頭の中でゴチャゴチャしていた「我が家に必要な冷蔵庫の条件」が、スッと整理されていくのを感じました。
やっぱり我が家には、冷凍室が大きくてお手入れが簡単な「冷凍室真ん中」タイプで、容量は息子たちの成長を見越して少し大きめのものが良さそう…。夫ともう一度、未来の食費についてプレゼン大会を開きたいと思います(笑)。
あなたにとっての「最高の一台」は、どんな冷蔵庫になりそうでしょうか?
冷蔵庫は、10年近く毎日付き合っていく、大切な家族の一員です。
ぜひ、10年後の家族の笑顔を想像しながら、最高のパートナー(冷蔵庫)探し、一緒に頑張りましょうね!