以前、こちらの投稿でLinuCかLPICかどちらを受験すべきかについて記載しました。
サバ缶的には LinuC の方がLinuxを体系的に学習できると感じましたので、LinuC合格を目指してここ数ヶ月学習を進めてきました。
結果としては、約2ヶ月間の学習でLinuCレベル1(101試験、102試験)に合格することができましたので、こちらでは合格のために使用した教材や学習方法を解説していきます。
合格後に送られてくるもの
こちらは合格後に送られてくるグッズとなります。レベル1なので自慢はできませんが、
合格証書、カード、ノート、シール、ポケットティッシュ(全部大切にします)。

合格に必要なこと
・継続して学習すること
・理解していることも必要だが、暗記も必要
・運
使用した教材
ping-t
事前にユーザー登録が必要(登録は無料)。
AWS や Cisco、その他多数の資格試験の問題集(「最強Web問題集」)が用意されています。
最強という名にふさわしく、本番の試験と似た問題が揃っているため、問題集をやればやるほど
合格に近づく確率はアップするでしょう。
また、LinuC レベル1 の 101 試験に関しては、問題集が無料で公開されておりますので
どんな問題が出るのか雰囲気をつかむためにも、問題集を確認されるとよいと思います。
問題の並びは毎回ランダムとなっており、問題の解説が充実していますので、
問題集をきちんとやれば、理解しながら本番に近い問題の対策ができることになります。

スマホやPCなど好きな場所で好きな時に学習できるため、非常に助かっています。
LinuCの教科書(通称 あずき本)
正式名はよくわかりませんが、LinuCに対応した教科書のような書籍です。
こちらは、教科書としての役割のため、Linuxを知らない人向けに順序立てて説明されています。
使い方としては以下のタイミングで見ていました。
・ping-t をやる前にひと通り見る
・ping-tの問題集で苦手分野が分かったら理解するために見る
・試験当日
スピードマスター(通称 白本 or スピマス)
本書籍は LinuC の最強問題集となります。こちらも試験対策としては有効な教材となります。
ping-t よりもやや難易度が高めの問題が多数載っており、その解説も非常に丁寧で分かりやすいです。
ping-t と併用してこちらの書籍を読み込むことをおすすめします。
実際に、試験当日は本書籍とひと通り読み込んだ後に受験していますが、
実際のテストではこちらの問題集から同じような問題が出題されており非常に助かりました。
本書は以下のタイミングで見ていました。
・ping-t に載っていない問題を解きたいとき
・ping-t に飽きたとき
・試験当日
学習時間
ping-t では学習履歴が全て保存されており、現在の状態や過去の記録を閲覧できます。
下の図は 101試験の履歴となり、模擬試験での80%、90%以上で合格した回数や、
同じ問題を続けて正解したかなども細かく記録されていることがわかります。
こちらの履歴から、当時の学習時間を思い出しつつ、どのように勉強したのかをまとめます。
101試験・102試験 共通でいえること

「1日最低30分、土日は最低1時間」
えっ!と思う方もいるかもしれませんが、サバ缶の場合は
できるだけ短期間で合格したかった。早く合格すれば、また次の目標に向けて動ける!
という考えでしたので、上記の学習ペースでping-tや書籍を読むなどしていました。
実際にやってみると、ping-tの問題集をスマホで少し眺めているだけで
あっというまに30分経ってしまいます。模擬試験をやった時には1時間はあっという間です。
土日は予定がなければひたすらping-tの問題集をこなし、書籍を読み込み
試験合格に向けて、不安を払拭するためにひたすら学習しました。
勉強できなかった日があれば、それを補うために別の日に多く学習するなどして
とにかく問題をこなし(暗記する)理解することを繰り返しました。
結果よければすべてヨシ!
サバ缶の場合は、上記の方法で LinuC レベル1 に合格することができましたが、
本学習を通して、どの試験でも同様の方法で対策できるなと感じています。
今回は短い期間で合格を目指した結果の学習方法となりますが
継続して学習を続ければ、必ず結果はついてきます!
また試験は最低合格ラインがあります。LinuCは480点(約65%)ですが、
いい点数で合格する必要はありません。資格試験は合格がすべてです。
理解を深めるために高い点数で合格するという目的であれば、
また学習方法は変わってくるとおもいますが、
資格試験の合格が目標であれば、どのような方法(正攻法のみ)でも
最終的に最低ラインを上回って合格すればすべてヨシなんです!
みなさんも合格に向けて ping-t 問題集などお試しあれ!
それでは!サバ缶でした〜!